Nihon no ratai geijutsu irezumi kara nūdo e

日本の裸体芸術 刺青からヌードへ
ニホン ノ ラタイ ゲイジュツ イレズミ カラ ヌード エ

幕末に来日した外国人たちがこぞって驚くほど, 日本には裸が溢れていた. 理想化されない自然な身体イメージを享受してきた日本人は, 江戸末期に初めて西洋の理想的身体であるヌードに出会い, 近代化の過程で葛藤と苦難を体験する. 本書は生人形や淫靡な錦絵を生んだ幕末の驚くべき想像力, 日本という環境で日本女性を描こうとした洋画家たちの苦悩, 戦後日本中に乱立したヌードの公共彫刻, 海外で高く評価される日本独自の身体芸術・刺青など, さまざまなテーマを横断し, 裸体への視線と表現の近代化をたどる異色の美術史.文庫化に際し大幅な加筆を行った増補版....

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
1. Verfasser: Miyashita, Kikurō (VerfasserIn)
Format: UnknownFormat
Sprache:jpn
Veröffentlicht: 東京 筑摩書房 2024.1
Schriftenreihe:Chikuma gakugei bunko [Mi30-1]
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Beschreibung
Zusammenfassung:幕末に来日した外国人たちがこぞって驚くほど, 日本には裸が溢れていた. 理想化されない自然な身体イメージを享受してきた日本人は, 江戸末期に初めて西洋の理想的身体であるヌードに出会い, 近代化の過程で葛藤と苦難を体験する. 本書は生人形や淫靡な錦絵を生んだ幕末の驚くべき想像力, 日本という環境で日本女性を描こうとした洋画家たちの苦悩, 戦後日本中に乱立したヌードの公共彫刻, 海外で高く評価される日本独自の身体芸術・刺青など, さまざまなテーマを横断し, 裸体への視線と表現の近代化をたどる異色の美術史.文庫化に際し大幅な加筆を行った増補版.
Beschreibung:『刺青とヌードの美術史 : 江戸から近代へ』(日本放送出版協会 2008年刊)の改題, 大幅な加筆
Beschreibung:299p, 図版 [4] Seiten
挿図
15 cm
ISBN:9784480512284
978-4-480-51228-4