Gakumon toshiteno hon'yaku “Kikan hon'yaku” “Hon'yaku no sekai” to sono jidai

学問としての翻訳 『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代
ガクモン トシテノ ホンヤク キカン ホンヤク ホンヤク ノ セカイ ト ソノ ジダイ

忘れられた専門誌『季刊翻訳』の驚くべき革新性、次いで『翻訳の世界』がポストモダンの思想界に放ったインターカルチュラルな輝き。それは今日トランスレーション・スタディーズと呼ばれる新しい学問が、欧州とりわけ英国で誕生し展開したのと同時期のこと。共振するかのように日本で芽吹いた翻訳への学問的関心は、しかしどうしていまだ開花せず、翻訳学2000年誕生説の影に隠れたのか。二誌の翻訳言説を追い、さらに『翻訳の世界』にかかわった翻訳家と編集者9人(辻由美、鴻巣友季子、伊藤比呂美、西成彦、井上健、管啓次郎、沼野充義、丸山哲郎、今野哲男)にインタビュー。埋ずもれた知的地層を掘りあて、学際的学問の風通しのよい未来...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
1. Verfasser: Sato-Rossberg, Nana (VerfasserIn)
Format: UnknownFormat
Sprache:jpn
Veröffentlicht: 東京 みすず書房 2020.4
Ausgabe:初版
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Beschreibung
Zusammenfassung:忘れられた専門誌『季刊翻訳』の驚くべき革新性、次いで『翻訳の世界』がポストモダンの思想界に放ったインターカルチュラルな輝き。それは今日トランスレーション・スタディーズと呼ばれる新しい学問が、欧州とりわけ英国で誕生し展開したのと同時期のこと。共振するかのように日本で芽吹いた翻訳への学問的関心は、しかしどうしていまだ開花せず、翻訳学2000年誕生説の影に隠れたのか。二誌の翻訳言説を追い、さらに『翻訳の世界』にかかわった翻訳家と編集者9人(辻由美、鴻巣友季子、伊藤比呂美、西成彦、井上健、管啓次郎、沼野充義、丸山哲郎、今野哲男)にインタビュー。埋ずもれた知的地層を掘りあて、学際的学問の風通しのよい未来を展望する。
Beschreibung:索引: 巻末pi-iii
参考文献: 巻末piv-xi
Beschreibung:205, xip
挿図
20cm
ISBN:9784622088998
978-4-622-08899-8
4622088991
4-622-08899-1